パソコン出張サポート「Driver Update、Smart Byte Driver and Service」アンインストール、マルウェア駆除

パソコン出張サポート

滋賀県大津市水明のお客様

Excel2016(Office365)が起動後すぐにエラーとなり終了してしまう現象があるとご相談いただきました。

早速出張にて対応

訪問時には、既に該当の現象は直っていたようで、念のためパソコンの状態を確認してほしいとのご依頼を受けました。

パソコンはDellのノートパソコン Windows10です。

「Driver Update」アンインストール

パソコンの状況を確認すると「Driver Update」と言う悪質なソフトウェアがインストールされておりました。

「Driver Update」がインストールされているとマルウェア(スパイウェア)が入っている可能性がありますので、マルウェアチェックを行ったところ、案の定9カ所の感染が見受けられましたので、すべて駆除しました。

それと、「Smart Byte Driver and Service(Smart Byte)」と言うトラブルの多いソフトウェアもインストールされておりましたのでアンインストールしました。

Smart Byte Driver and Serviceとは

SmartByteとは、RivetNetwork社のソフトウェアで動画の閲覧(ストリーミング再生)を自動で検出し、その他の優先度の低いであろう通信より動画の閲覧を優先するようになるソフトウェアです。Youtubeなどの動画サイトや、Skypeなどのビデオチャットを開始すると、SmartByteがそれ以外の通信を抑え込むというものです。

Dell製のパソコンなどに最初からインストールされている事が多いため、気づかずにインストールされているソフトです。

しかし、「パソコンがフリーズ」「ブルースクリーンエラーが発生する」「Youtubeなどの動画もちゃんと再生出来ない」など不具合も多く、DELLのサポートでもアンインストールをすすめられるケースもあるようです。

パソコンワンポイントアドバイス

Dell製のパソコンで、時々フリーズしたりブルースクリーンエラーが発生する場合は、「Smart Byte Driver and Service(Smart Byte)」と言うソフトウェアがインストールされていないか、一度ご確認ください。

アンインストールする事で修復する事があります。

うまくアンインストールできない場合は、Windowsのサービス機能から「SmartByte」の実行を停止してからアンインストールしましょう。