起動しないDELLノートパソコンの分解・放電作業
起動しないパソコン
滋賀県大津市際川のお客様が持込されたのは、Dellノートパソコン P20T004 Windows10のパソコンです。
突然、電源が入らなくなったのでメーカーサポートに電話すると「マザーボードが壊れている可能性があります。」と修理代が非常に高い金額を言っていたので、念のため近くのパソコン修理店で確認したいと当社へ持込されました。
電源ボタンを押しても確かに何も反応がありません。バッテリーを外して放電を試みる事にしました。
パソコン本体内部にあるタイプですので、分解してバッテリーを外す必要があります。パソコンの裏面のネジを外してバッテリーと本体をつないでいるケーブルを慎重に外します。
バッテリーのケーブルを外してしばらく放電する事に、約1時間程度待った後、バッテリーを外した状態でACアダプをつなぎパソコンの電源ボタンを押すと起動しました。
どうやら、パソコン内に不要な帯電があったようです。
バッテリーを再度取り付けて、パソコンの背面を閉じます。
念のため、Dellのハードウェア診断ソフトでメモリ・HDD・マザーボード・液晶画面などに問題ないかチェックしたところ問題なしでした。
また、ウイルス・マルウェアチェックも行いましたがすべて問題なく、お客様へ返却しました。
ワンポイントアドバイス
パソコンの電源を押しても全く反応がない場合は、バッテリーやつながっているケーブルをすべて外して1時間から場合によっては一日放電することで直る場合があります。修理に出される前に一度チェックしてください。(但し今回の機種の様にバッテリー内蔵のパソコンは分解すると更に壊れてしまう可能性があるので、私たちの様な修理業者に相談した方が安心です)